播但no1

(2022年6月 兵庫県福崎町の田んぼ)

田植えが六月初旬で少し時期が遅いかなと思い、地元の農家さんに聞くと、品種の違った稲を植えられていました。秋の収穫の時期にどんなものが出来上がるのか楽しみです。農家の方は、先代の土地を守りながら田んぼを引き継ぎながら、親から子へと大変だなと感じました。

(2022年 兵庫県福崎町)

福崎町は柳田國男先生という日本民俗学者を輩出したところです

 

國男先生は、明治8年(1875)に現在の福崎町西田原(辻川)に生まれました。幼いときから優れた記憶力を持ち、学校の成績も非常に優秀でした。

11歳の時に、辻川にある三木家(現 大庄屋三木家住宅)に預けられ、たくさんの本を読んで過ごしました。
「いろいろな種類を含む蔵書で、和漢の書籍の間には草双紙類もあって、読み放題に読んだ」(『故郷七十年』より)

「私以下の三人は皆凝り性と、人のやらないことをやってみようとする野心と、負けん気というような性癖をもっていた」(『故郷七十年』より)